| (36)八百万の神に感謝しながら生活したい (T) 2005.9.10 |
お正月に神社へ初詣をする。七五三で神社へお参りに行く。厄年にはお祓いをしてもらう。田舎では、春や秋に収穫祭などのお祭りもあります。私たちは様々なことで、神社とのつながりを持っています。古い家には立派な神棚があったり、新しい家でも、ちょっとした棚を作り、お札を祭られたりしています。宗教的な信心ということではなく永い歴史の中で培われた日本人の自然な心の働きのような気がします。
土地を買われて、家を新築される場合ほとんどの方は、地鎮祭をされます。
本格的にされる場合は、家を建てる土地に、笹竹と縄で結界を作り、祭壇を設けて、米や根菜、果物、魚などのお供え物をあげ、神主さんを呼んで、お祭りを執り行います。盛土に『くわ入れ』などの儀式もします。
ただそこまでするのは大変なので、通常は、家を建てる土地の土を両手一杯分位、袋に入れて神社にお参りします。そこで神主さんに祝詞をあげてもらい、お祓いをしてもらいます。土と一緒に清めの塩と御神酒と地鎮のお札をもらって帰ります。土と塩と御神酒は土地の中央と四隅にまき、お札は東あるいは南向きに笹竹などにはさんで立てます。土地を買う家を建てるということは、個人にとっては大きな事業です。
目には見えない大自然の理(ことわり)や日本人が昔から慣れ親しんできた神々への感謝の気持ちを持つことで、この大事業を安全に完了させ、ひいては家族の幸福につながるのであれば、けじめとして、意味深いことだと思います。 |
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| (37)『間違ってました』では済まされない仕事です (T) 2005.9.11 |
不動産業者は、不動産の売買契約をする時には、『不動産売買契約書』と『重要事項説明書』という2種類の文書を、買主さんに提示し、説明する義務があります。
『売買契約書』には売買の金額、手付金の額、最終取引の期日、違約があった場合や、不測の事態が行った時の対処の仕方などが記載されています。
『重要事項説明書』は、不動産の所有権や抵当権に関すること、都市計画法や建築基準法などの法律的な様々な制限、道路や、水道排水などの設備の整備状況、面積や境界についての事項、不動産売買のルールなど、多岐にわたって説明をします。
『重要事項説明書』というくらいですから、不動産取引をするうえで問題がないかどうか最低限確認すべき事項です。不動産業者は、役所や法務局での確認、もちろん現地の調査もして、この説明書を作ります。間違ったことを説明して、取引後トラブルが発生した場合は、業者の責任ですから慎重に調査をします。重要事項を買主さんに説明するのに1時間位の時間が必要です。専門用語や通常使わない法律用語が多いので、私たちは、具体的な事例を挙げたり、一般の人に理解できるように言い換えたりして、説明をします。説明が終わって買主さんに、質問や疑問点はありませんかと聞くのですが、多くの方は、何を質問していいかもわからないとおっしゃいます。私たちが、いくら詳しく説明したとしても、内容を完全に理解できる方は少ないと思います。その場合、買主さんは、よくわからないけれど業者を信頼して不動産取引するしかありません。業者の責任は重大です。私たち業者は決して間違えることが許されない立場で仕事をしています。また、その覚悟のない業者は、不動産取引をすべきではないと思います。 |
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| (38)晩酌もせずに3ヶ月間頑張りました (T) 2005.09.12 |
毎年10月には、宅地建物取引主任者の試験が防府市の高校であります。50問の4択試験で35問以上の正解が合格ラインです。私も20年前にこの試験を受けました。大阪から山口に帰ってきて、不動産会社に就職したのが6月で、試験の申し込みの締切が7月でした。当時は、『宅地建物取引の知識』という、厚みが10センチくらいある参考書で勉強しました。生活がかかっていましたから、1日4時間程度は必死に勉強していたことを覚えています。試験当日、会場の高校の教室で直前まで参考書に目を通していました。大学受験以来の緊張感がありました。2時間で50問の問題をこなさなければなりません。けっこう大変です。結果は47問正解で合格しました。当時は12月に山口県土木事務所の掲示板に合格者の受験番号が張り出されました。合格ラインに達しているとは思っていましたが、改めて自分の受験番号を確認した時は、やっぱり満足感がありました。
今ではこの試験も難易度が上がり、受験準備のための学校へ行かないとなかなか合格は難しいようです。10年位前、宅建試験は一時ブームとなり、かなりの数の主婦や学生、サラリーマンがこの資格を取得しました。不動産のバブルがはじけてからは、受験人数もどんどん減っているようです。
私たちのグループには5名の取引主任者がいます。それぞれが取引主任者証を持っていますので興味のある方は、『ちょっと見せて』と言ってもらえば、お見せします。
今年受験される方があれば、合格目指してぜひ頑張って下さい。 |
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(39)おそらく一生住む場所を学校区で決める妥当性は
あるのだろうか (T) 2005.09.29 |
今年で35歳になったことだし、2人の子供も小学校の高学年だし、今の2DKアパートが手狭なので今年中に家を買おう。夫婦で色々相談をされ、私たちのところへ来られます。
場所は○○小学校区、土地の広さは○○坪、建物は築後10年未満で4LDK、予算は○○万円以内、このようなご希望条件だとします。
ご希望条件にあう物件があればいうことはありませんが、そう都合良く事は運びません。
子供の事を考えると、校区は変わりたくない、親としては当然の思いです。希望する校区には、条件に合う物件がない。あるいは、売物件自体が全くない。こういう時、どう考えればよいのでしょうか?条件にあう売物件が出るのを待つか、しかし1年以内にそういう物件が出る保障はありません。2年でも3年でも待つ、その頃には、子供は小学校を卒業します。どうするのが良いか正解があるわけではありません。ただ、場所も広さも値段も何もかも100%希望を満たす不動産は、まずありません。
希望条件が10個あればまず優先順位をつけましょう。そして、どうしても外せない条件と、そうでない条件をはっきりと分けましょう。またできるだけ条件を緩めて、気軽に、色々な物件を現地で自分の目で見るということです。見たから買わなければいけないという事などまったくありません。実際にその場所へ行き現物を多く見ることで不動産に対する判断基準がもてるようになります。当初の希望地区以外であっても、直感的に、居心地が良い、何となく落ち着くというような物件に出会うこともあります。小学校は数年で卒業です。家を買ったら30年40年住み続けます。
理屈ではなく、感覚的に『ここがいいんじゃない。』という場所を選択するほうが良いような気がします。。 |
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| (40) 皆さんの合格をお祈りしています (T) 2005.10.29 |
10月16日の日曜日、宅地建物取引主任者の試験がありました。
宅建協会の支部の役員をしている関係で、試験の監督官として、試験会場の防府高校へ行って来ました。
今年の受験者数は約1500人、1クラス35人〜38人が受験番号順に分かれて試験を受けます。
試験は午後1時開始ですが、監督官などの関係者は午前11時には会場に入り、全体の運営に支障がないよう、念入りに準備をします。昼前位から、緊張した面持ちの受験者の人たちが会場にやって来ます。
12時30分、監督官も問題用紙や、解答用紙などを手に、受持ちの教室へ向かいます。
教室へ足を踏み入れると、既に着席している30数名の受験生の目が、一斉にこちらを向きます。少し緊張しました。
試験の注意事項などを読み上げ、午後1時いよいよスタート。
監督官は写真を貼った申し込みカードと、席についている受験生が同一人物か、席をまわりながら一人一人確認をします。始まって30分くらい経過した時、後ろのほうの席から、いびきが聞こえました。若い営業マン風の男性が寝ています。周りの迷惑になるので、席までいって肩をたたき、起こしました。何の為に受験したのでしょう?私のクラスの受験生は、上が50才代後半の金融機関の管理職の方で、1番若い人は21才の短大生でした。ハウスメーカー・建築関係の若い男性と、40才代の金融関係の人が多かったようです。午後3時に終了です。それまでの緊迫していた空気が、ふっとゆるむのがはっきりとわかりました。
受験された方、本当にご苦労様でした。 |
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