| (21)本当にお電話ありがとうございます(T) 2005.02.07 |
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これは最近の話です。
旧熊毛町の団地を車で走っている時、『売土地』の看板が目にとまりました。ちょうどその地区で土地を探しているお客様があったので、車を止め、会社名と、電話番号を書き写して事務所に帰りました。
看板を立てていたのは、『○○産業』という県外の会社でした。周南地区や柳井地区であれば、ほとんどの業者は知っています。不動産の協会のホームページやNTTの電話検索などでその会社のことを調べてみましたが、該当する会社がありません。電話番号がわかっているわけですから、直接電話すればすむのですが、相手の様子が全くわからない状態で電話することに多少の不安がありました。
このときの自分の心理状態から『ハッ!』と、気付きました。不動産業者である私でさえ、知らない業者に電話することに不安を感じ、しようか、しまいか躊躇している。これが、一般の人であれば、知らない不動産業者に電話することがどれほど勇気のいることか、電話を下さるみなさんに、本当に頭のさがる思いです。
私も勇気を出して、電話してみました。『ハイ○○産業です。』暗く低い声で相手が出ました。思わず電話を切ってしまおうという衝動にかられましたが、何とかもちこたえ、こちらの用件を話しました。話をするうちに、ヘンな会社ではなさそうだということがわかり、土地をお客様に紹介させてもらう了承を得ました。
電話には、明るく元気な声で出なければならないと、再度確認しました。
そして、電話を下さるみなさんの勇気を心から称えたいと思います。
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| (22)ギャンブルでは家は建たない (T) 2005.02.11 |
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今では考えられないことですが、15年位前までは、土地の価格は右肩上がりに上昇していましたから、家の買い替えが結構ありました。
車のセールスをしていたYさん、奥さんと当時小学校低学年の子供さん2人の4人家族でした。昭和61年、下松で土地が75坪、建物が32坪の1300万円の中古住宅を買ってもらいました。かなり山の中にある奥さんの実家を売却し、2世帯で住むとのことでした。実家の売却も依頼され、無事売却し、この売却代金を自己資金にして、住宅ローンの借入も900万円程度ですみました。Yさんとは、同じ年齢で、お互いセールスの仕事をしている関係もあり、何となく気も会って、彼から2回、車も買いました。
平成3年、Yさんから相談がありました。近くに気に入った土地があるので、そこに新築したいということでした。
買い替えの場合、今住んでいる家が、いくらでいつ売れるかという問題があります。これにメドがつかなければ、資金計画がたてられません。そこで私は、もし売れなかったら1200万円で買い取るという保証をつけて、土地購入と新築の計画をすすめてもらいました。土地と建物で、2300万円、1100万円の住宅ローンを組むこととなりました。早速販売活動を始めました。売値は、1470万円です。なんと1回のチラシで買手が見つかり、住宅ローンの借入も900万円に変更しました。
新しい家への引越しの時、Yさん家族は本当に幸せそうでした。
平成8年、Yさんから電話がありました。家を売りたいとのこと、『どうしたん?』と聞くと、『オレが悪いんヨ』とさみしそうに答えます。パチンコとボートでサラ金に借金を作り、それが原因で離婚するとのこと。家は1800万円で何とか売れて、サラ金の借金も返せましたが、Yさんは家族を失いました。せっかくホップ・ステップ・ジャンプと不動産に関しては、ステップアップできたのに着地を失敗してしまいました。
ギャンブルはほどほどにして下さい。
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| (23)子供がどんどん少なくなっています(T) 2005.03.13 |
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卒業式の季節です。
私は去年下の娘の中学校のPTA会長をしていました。
よっぽど暇そうに見えていたのでしょう。
PTA会長といっても、実際の活動は役員のお母さん方が取り仕切っていますので、お飾りのようなものです。
ただ、入学式や卒業式、運動会などではPTA会長の挨拶というのが必ずあります。
生徒や先生、親の数をあわせるとそこそこの人数になります。その前で壇上から話をするのはやはり緊張するものです。去年の卒業式、何日も前からどんな事を話すか頭を悩ませ、原稿をつくり、何度も手直しをしました。人の居ない所で声に出して練習しました。我ながらいいあいさつだと自信めいたものもありました。当日の本番も良い出来たったと内心思っていました。
その夜娘に「お父さんの挨拶どうじゃった?」と聞いてみました。
娘 「うーん、内容はほとんど覚えていない。」
PTA会長の挨拶なんてそんなものかもしれません。
私も娘と同じ中学校の卒業生ですが、私が卒業した頃、約33年前になりますが、卒業生は300人程でした。それが去年は120人。当時の半分以下になっています。
少子高齢化時代とよく言われますが、不安になる状況です。若い人が少なくなるという事は、新しく土地や家を必要とする人が少なくなるという事です。という事は不動産の価格が下がる事になります。有休不動産を所有している人はそのあたりの事を真剣に考えないといけない時期に来ているのではないでしょうか?
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| (24)お力になれなくて申し訳ありません (T) 2005.03.25 |
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私達の会社は、土地の買取り、宅地造成、分譲もしています。
買取りのほとんどは農地です。
年をとって田んぼをつくる事ができない。かといって、荒らしてしまうと周りに迷惑をかける。子供たちは都会に所帯を持って帰ってくる予定は無い。
こんな状況で田んぼを売りたいというご相談に来られます。
私達もなんとかご希望に沿えるよう検討するのですが、まず宅地に転用できる条件が整っていないとどうにもなりません。
4m以上の道路に接していない、排水路が確保できない、地形が著しく不定形・・・
などです。
また、これらの条件をクリアしていても、本当に山の中であったり、家を建てて住むには適さないというような立地であればこれも困難です。
12、3年前、田舎でもバブル景気の影響で、土地がよく売れていた時期があります。
立地的にもそこそこであれば造成に着手すると同時に予約がどんどん入り、造成が完了するまでには、10区画、15区画というような分譲地が完売していました。
しかし今はよっぽど条件の良い立地で無い限り造成が終わって2〜3年経っても売れない土地があちこちにあります。価格も良い時に比べ、25%位は下がっていると思います。
10年前だったら買取していただろう田んぼでも、今では買取りできない所が沢山あります。これからますます、土地需要は減少していきます。
後継者のいない広い農地を所有する高齢者の方にとっては、心を悩まされる時代になりつつあります。
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| (25)不動産を売る理由第1位は(T) 2005.05.17 |
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先日、ふと思いついて、どんな理由で不動産を売却されるのか、これまで当社で取引していただいた方の、データを整理してみました。
新しい取引から400件分を取り出し、分類してみるというやり方です。
理由は明確にひとつだけではなくいろいろな要素が組み合わさっているのですが、こちらの主観で1番大きいであろう理由を1つの取引1つだけ決めました。
12分類位になったのですが、その中で1番多い理由は「以前購入したり、相続などで自分の所有になったが、その土地を利用しないので必要ないから。」というもので、全体の約35%でした。あくまでこの結果は、当社で取引のあった事例ですから地域性などもあり、普遍的なものではありません。しかし、データを整理してみて、このような結果になるとは、私自身ビックリしてしまいました。
ちなみに第2位は「お金が必要だから」第3位は「買い替え、住み替え」です。
今から不動産を購入しようと考えている人から見れば、うらやましい話ではありますが、利用しない不動産をもち、固定資産税を払い、管理し続けるのもけっこう大変です。
都会の情況ははっきりとはわかりませんが、地方中小都市では、土地はどんどん余ってきそうです。ということは、価格も下がっていくと思われます。今から土地を買って家をたてようと計画している人にとっては、立地や場所などの条件をゆるやかに考えれば、少予算で、土地が購入できる時代になってきました。
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